円形脱毛症でおこなわれる治療

さまざまな原因から発症する円形脱毛症。
これを完全に治す治療法はまだないものの、いくつかの治療法は用意されています。

ただ、完全に治す治療法はないのですね。

それらの効果やリスクなども、次第に明らかになってきており、その確かな治療法はないとはいえ、いくらか進行を阻止できる方法はできているといえます。

では、どういった治療法がおこなわれているのか…それは下記のようなものとなっています。

①ステロイド局所注射

ステロイドには、炎症や免疫機能を抑える効果があります。
それを、注射で脱毛した箇所に注入します。
症状が改善しない単発型、そして多発型と呼ばれる成人に対しておこなわれいます。
発毛効果は高く期待できるものの、ステロイドによる副作用が心配されるため、子どもに対しては使用しません。
成人でも、強い痛みや注射した部分が陥没するなどの副作用があることは覚悟しておかなくてはいけない、ちょっと注意が必要な治療です。

②局所免疫療法

スクアレン酸ジブチルエステル(SADBE)か、ジフェニルシクロプロペノン(DPCP)を使用して、
人工的にかぶれを起こして発毛を促す治療法です。
比較的広い範囲で脱毛している人に対しておこなわれる治療で、子どもにも使用できます。
ほとんどの人に発毛効果があるといわれている反面、かぶれやじんましん、リンパ節腫脹といった副作用が生じることもあります。
その性質上、アトピー性皮膚炎や湿疹、じんましんがある人は、その症状が一時的にひどくなることもあるので要注意!
急激に改善することはなく、半年から1年以上の治療となります。

③冷却治療

ドライアイスを患部に当てて、免疫細胞の動きを抑制、髪の再生を図ります。
軽い痛みはあるものの、簡単で副作用の心配もほとんどありません。

④紫外線療法

PUVA治療法、ナローバンドUVB療法、エキシマレーザー療法とあります。
2週間に1回~6回程度の治療で、炎症やヒリヒリ、かゆみ、水ぶくれといった副作用の可能性があります。
ひどい症状の成人に対しておこなわれる治療であり、子どもの治療には向いていません。

⑤直線偏光近赤外線照射療法

スーパーライザーと呼ばれる装置を使用しておこなう治療法。
筋肉や関節、そして自律神経失調症などの治療にも使用されています。

⑥点滴静注ステロイドパルス療法

ステロイドを大量に投与する治療法です。
発症してから半年いないにおこなわないと、あまり効果が期待できません。
ステロイドを大量に使うため入院は必須。不眠・動悸・頭痛・微熱・倦怠感といった副作用が出ることもあります。
これ以外にも、内服薬や外用薬での治療もおこなわれています。

内服薬

ステロイド内服、抗アレルギー薬、セファラチン、グリチルリチン、メチオニンなど

外用薬

ステロイド外用、塩化プロニウム外用、ミノキシジル外用など


また、かつらの使用も立派な治療…なんだとか!?
根本的な治療にはならないかもしれませんが、精神状態を改善する効果は大きく期待できるものとなっているのです。

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